Katsurao Collective/葛尾村はアートな村。
一般社団法人葛力創造舎

ABOUT 会社紹介

創生・再生する村で、アートによる新たなコミュニティの創出を

もともと過疎化の進んでいた福島県双葉郡葛尾村ですが、近年は豊かな自然とそこから得られるインスピレーション、さらには「新しく創生・再生していく地域」としての認識から、若い層の移住が活発になってきています。行政側の支援も大きくなりつつあり、さまざまな自主イベントなども開催されています。 これらをきっかけとして、地域資源の利用による起業や再投資、あるいは人材の育成・交流などを目指す動きを「葛力(かつりょく)」と名づけ、「葛力創造舎(かつりょくそうぞうしゃ)」として一般社団法人化しました。 その中の事業の一つが、「Katsurao Collective(カツラオコレクティブ)」。 “アートによる新たなコミュニティの創出”をキーワードとして、さまざまなジャンルのアーティストやクリエイターたちの移住・定住を促進。生活面などをサポートし、地域の方とのコミュニケーションの場所・機会を設けていくことなどを活動内容としています。 注目していただきたい点は、「都市部以外で、アートがどう立ち上がってくるのか」ということ。 復興や街の再生などと連動して、今、ここ(葛尾村)でしか見られないものがあるのではないか。そんな期待感があります。 そもそもアートの土壌はどこにでも、どんな時代にでもあるもの。 生活から生まれた伝統的なローカル文化や工芸品・民芸品だって、歴史的に見れば立派な作品ですし、そこから世界的に高い評価を受けているものも少なくありません。世間に対して、それが「アートとして発信」されているかどうかの違いしかないと、私たちは考えています。 地域の特徴として、「葛尾村といえばアート」という認識。アートの視点から葛尾村の資源や見え難い歴史や時間を発掘し、村自体の魅力として広く発信していくこと、その魅力や観光資源を形にして移住に結びつけていくことが、私たちのミッションです。

BUSINESS 事業内容

新たな共同体のありかたを創出していく事業

「Katsurao Collective」
「Katsurao Collective(カツラオコレクティブ)」とは、アート活動を基点としたプラットフォーム。 アーティストインレジデンス、教育プログラム、展示企画、地域活動などを実施し、“アート”を通した地域とのコミュニケーションを創出していく活動です。 ※葛尾村が実施する事業の一つ「地域資源の魅力を活用したアーティスト移住促進事業」を、一般社団法人葛力創造舎が受託、実施しています。
「Katsurao AIR」
「Katsurao AIR(カツラオエアー)」とは、Katsurao Collectiveの一環として、福島県双葉郡葛尾村内にて実施している、アーティストやクリエイターたちの移住・定住を促進する「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラム」です。 参加アーティストやリサーチャーによる活動や地域コミュニティとの文化交流、地域資源の発掘や発信に焦点を当てた活動を行なっています。 アーティスト等による活動を通して、この地域に多様な観点を育み、「新たな共同体のありかた」を模索し創出することを目的としています。

WORK 仕事紹介

レジデンスプログラム スタッフ
葛尾村で展開しているレジデンスプログラム(アーティストやクリエイターが一移住・定住・滞在しながら創作活動にあたること)「Katsurao AIR(カツラオエアー)」に参画し、主にPRイベントの企画・立案やSNS更新など広報業務やアーティストの支援、文化交流などに携わっていただきます。 【具体的には】 <活動の広報に係る業務> ・広報計画の立案 ・ウェブサイトの管理、更新 ・SNSの管理、更新 ・PRイベントの企画立案、実施 ・広報業務に関する事業経費の管理、精算業務 など <その他業務> ・村内関係団体と連携しての、関係人口の集計、リスト化 ・関係人口を増やすための企画の立案、実施(PRイベントへの参加等) <事業運営に係るバックオフィス業務> ・経理に関する業務の補助 ・労務管理に関する業務の補助 ・チーム内で実施する各プロジェクトのサポート業務

INTERVIEW インタビュー

K.C./スタッフ(中途入社)
入社後、お世話になった先輩・上司とのエピソードを教えてください
葛尾村についてほとんど知らない状態で、群馬県から移住して入社しました。 村のことについていろいろ教えてもらい、本当にありがたく感じています。 仕事面でもフラットな関係で、いろいろとアイデアや意見を出し合いやすい環境です。
葛尾村はどんな場所ですか?
葛尾村は、自然豊かで時間がゆったり流れています。ご近所や知り合いの方、初めてお会いした方からもよく野菜をもらったりするほど、移住者にも優しい土地柄ですね。 休日には釣りに行ったり、広大な自然の中を散歩をするのが好きです。

BENEFITS 福利厚生

待遇・福利厚生

住宅手当を「15,000円/月」を支給。村内に賃貸物件自体は少ないのですが、地域コミュニティを通じて住宅の紹介を行うことができます。場合によっては、村内の空き家の購入も可能です。 村内の移動は車がメインですので、自動車免許は必須。マイカーでの出勤が可能です。

働き方は柔軟に対応

事前申請によりテレワーク、フレックスタイムでの勤務の可能です。 ※繁忙期には、出勤していただく場合があります。 通常の勤務においても、私服勤務OK(式典などでフォーマルな格好をお願いする場合があります)で、髪型なども自由です。 福島に根を下ろして働きたい方のきっかけとして、副業もOK。実際に、過去には古民家カフェをオープンしたメンバーもいます。

FAQ よくある質問

「レジデンスプログラム」とは何ですか?
アーティストやクリエイターが、一定期間ある土地に滞在・在住し、それまでとは異なる文化環境に触れながら創作活動やリサーチ活動を行うことを「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」と呼び、この活動や文化交流をサポートしていく事業を「レジデンスプログラム」と称します。 一般的には聞き馴染みのない言葉ですが、アートの世界では古くから親しまれている事業で、特にヨーロッパではさまざまなアート分野での顕著な成功例が多数存在します。
現在のスタッフの陣容は?
2021年10月に2名、2022年4月に2名が移住して就業、現在は総勢4名で業務をおこなっています。 いずれも関東圏(東京・千葉・群馬)からの移住者で、うち3名は葛尾村内に在住、残りの1名も近隣の三春町に在住しています。休みの日などはキャンプやアウトドア活動などで、都会では得られなかった開放感を満喫しています。 美大卒のメンバーもいますが、アート関連の予備知識はないものの、アート全般やプロジェクト自体に興味を持って参加してくれたメンバーもいます。
どのような方に応募していただきたいですか?
意外に思われるかもしれませんが、葛尾村には閉鎖的な雰囲気はほとんどありません。 「ここで新しいことやっていこう」という空気が醸成されているので、自主的に活動できる方やアイデアを発信できる方であれば、活躍していただけるのではないでしょうか。 こうした状況の中、私たちの目指すところである、「アートを資源とした発信」という点に共感いただけることを期待しています。
将来的には、どのような展望がありますか?
当社は葛尾村復興公社とも連携し、継続可能なウェルビーイングをつくる会社。ここで働く人たちに対しても、葛尾村復興公社と連携強めていきながら、恒久的に住める場所・働く場所をつくっていくことを想定しています。 一例として、来年には「みどりの里・せせらぎ荘(葛尾村宿泊交流館)」内に、移住者がさまざまな活動のできるスペースを立ち上げようという話もあります。 また当社での仕事をきっかけとして、福島県や葛尾村に住み、新しい事業・店・会社などに携わっていきたいと考える人も、全面的にバックアップしていきます。